井の中の蛙、海外をただ観る

主にイギリスドラマ。映画も好きです。ドラマで得た海外の知識、調べた小ネタなど。

海外をただひたすら"観る"

海外に興味はあるけど、

海外に行くお金も、時間も、スキルもない。

でもネットはある。

あ、なーんだ。

じゃあ観ればいいんだよね。

 

てことで海外ドラマを観まくっています。

 今の所、観るので満足しています。

 

最初はアメリカのものも観てたんですが、

イギリスドラマの皮肉っぽい台詞とか、

ひねくれたストーリーとか、

生意気なキャラクターとか、

 

色々観ていたら癖になってしまい、

最近はめっきりイギリスドラマにハマっています。

 

観たドラマ-随時更新

鑑賞終了

Derek(デレク)
The Office(ジ・オフィス)

DOWNTON ABBEY(ダウントン・アビー)

Fawlty Towers(フォルティ・タワーズ)

The idiot abroad(世界を旅する無知と無恥)

THE FADES(フェーズ)

The living and The dead(宿命の系譜)

 

鑑賞中

DOCTOR WHO(ドクター・フー) 〜S9

SHERLOCK(シャーロック) 〜S3

Spooks(MI-5 英国機密諜報部) 〜S9

BROADCHURCH(ブロードチャーチ) 〜S1

Wallander(刑事ヴァランダー) 〜S3

PeepShow(ピープ・ショウ) 〜S1

Misfits(ミスフィッツ) 〜S1

Life's too short (人生短し)〜S1

Peaky Blinders (ピーキー・ブラインダーズ)〜S1

 

 

 

Doctor who s11e1 『The Woman Who Fell to Earth』

『The Woman Who Fell to Earth』

(邦題:新生ドクター、地球に落ちる)

-Chris Chibnall 

“Why are you calling me madam?”

-Doctor

どうして僕のこと「奥さま」って呼ぶの?

 

————あらすじ

運動障害を抱えたライアンは19歳になっても自転車に乗れない。

祖母のとその再婚相手のグレアムと一緒に自転車の練習をしているライアンだが、乗れないことに腹を立て自転車を崖から放り投げてしまう。

 


自転車を探しにいくライアンは、その途中で謎の大きな物体が目の前に現れるのを目撃する。

戸惑ったライアンは警察を呼び、そして駆けつけたのは小学校の同級生ヤズであった。

 


一方、電車で帰路についていたとグレアム。

そこで鉄管の塊のような物体に襲われる。乗客はほとんど逃げるが、とグレアムと青年カールだけは逃げ遅れてしまう。

 


電話で助けを求められたライアンは、ヤズとともに電車に乗り込み、グレアムらと合流する。

鉄管の物体についに追い詰められた所で、謎の女が天井を突き破って落ちてくる。

とっさに彼らを物体から救う謎の女。そしてライアンが見つけた物体も、今の鉄管の塊も、そして彼女自身も、その正体は全てエイリアンだと言う。

—————

 

待ちに待った、ドクター・フーseason11!

初の女性ドクター、ジョディ・ウィティカーと

新たな総指揮監督クリス・チブナルの新生ドクター・フーがついに始まりました!

 

ジョディ・ウィティカーのドクターについては、いまだ未知数なところが多いと思います。

第一回目の印象としては、良い意味でとても無難なところに収まっていた感じがしました。

女性だからといってそれを誇張するでもなく、打ち消すでもなく、とても自然な”ドクター”として演じられていたと思います。

 

それでも再生直後のドクターが不安定であるのと同じ様に、第一回目の時点ではどの役者も自分のドクターを形成している最中だと思います。

今後どのように彼女の味がドクターに出てくるのか、とても楽しみです。

 

何よりも今回がらりと変わったのは、予想通り物語のテイストですね!

クリス・チブナルらしさをひしひしと感じる構成でした!

派手な演出やキメるシーンは少なめでありながらも、着実に心にじわりとくる構成で物語が作られています。

 

DOCTOR WHO s7e2 『Dinosaurs on a Spaceship』

『Dinosaurs on a Spaceship』(邦題:恐竜たちの船)

-Chris Chibnall

”It's better than golf.”

-Brian

これはゴルフより楽しいな!

 

———あらすじ

古代エジプトの女王ネフェルティティ、猛獣ハンターのリデル、そしてエミリー、ローリーと、偶然居合わせたローリーの父親ブライアンもうっかり連れて、近未来の地球に接近しする正体不明の宇宙船に乗り込むドクター。

 

ズドンズドンという大きな音が響き渡る船内。奥へ進んでいくにつれ音は大きくなっていき、目の前に二頭の恐竜が現れる。

そこは、恐竜たちが徘徊する宇宙船だった。

 

操縦室を探す途中で翼竜に襲われるドクターローリー、ブライアン。

実はそれは罠で、追い詰められたところを二体の大きなロボットに囚われてしまう。

 

残されたエイミーたちは、船について調べると、船は母星を破壊されたサイルリアン族の方舟であることがわかる。

しかし、船内にサイルリアン族は見当たらない。

さらにデータを調べると、別の小さな宇宙船が船内に乗り込んでいることを発見する。

 

ドクターは恐竜に襲われ足を負傷した老人ソロモンに対面する。

彼の正体は盗賊で、サイルリアン族を一掃し恐竜のいる宇宙船を奪ったのだ。しかし、宇宙船の操縦が出来ない彼はそのまま宇宙船に閉じ込められてしまったのだった。

 

宇宙船は大気圏に突入したため、地球軍はミサイルをロックオン発射し、宇宙船の崩壊が確定する。

それを知ったソロモンはネフェルティティと引き換えに恐竜は手放すという。止める仲間たちを制し、自らの意思で犠牲になることを決めるネフェルティティ。

 

ミサイルの接近まであと17分。

残された時間が少ない中、ドクターは恐竜たちをミサイルから救い、ネフェルティティをソロモンから取り戻す方法を思いつく。

 

——————

 

 

 

 

DOCTOR WHO s3e7 『42』

『42』

-Chris Chibnall 

“Humans! You grab whatever's nearest and bleed it dry!” 

-Doctor

人間はいつも片っぱしから資源を奪い破壊する!

—あらすじ

地球から遠く離れた惑星系に漂う、近未来の貨物宇宙船の中に到着するドクターとマーサ。


船内は異常に暑く、乗組員たちは焦り苛立っている。

船長の話を聞くとエンジンが急に故障したため、宇宙船はあと42分で太陽に衝突するという。

 

そこでさらに船長の夫コーウィンが、謎の感染症にかかり発狂する。

鎮静剤で一時的に眠りにつくが、再び動き出した時にはすでに彼の意識はなく、怒りに満ちた殺人鬼と化していた。

 

船員を次々と焼き殺していくコーウィン。

夫コーウィンの変貌に困惑しながらも、マクドネルは船長としての職務を全うしようと彼の説得を試みる。

マクドネルに対面したコーウィンは、奇跡的に彼女の事を認識するも、彼女に向かってこう言い放つ。

「お前のせいだ」

 

一方でマーサと乗組員ライリーはエンジン室までの扉のロックを解除していた所を、コーウィンに感染させられ仲間となったアシュトンに襲われる。

脱出ポッドに逃げ込み一命をとりとめるも、ポッドはアシュトンにより放出されてしまい絶対絶命の危機に陥る。

 

マーサを救う為に、ドクターは宇宙船の外に身体を乗り出し磁気装置を作動させ、ポッドの回収を試みる。

その時ドクターは間近に迫る太陽を直にその目で見ることで、全ての事の真相を悟るのだった。

 

—————

 

42分間、ほとんどリアルタイムで物語が進んでいく。

ドクター・フーではおそらく初のリアルタイムドラマ。

 

42分後に迫る太陽への衝突、

船内に広がる謎の感染症

焼き殺される船員たち、、、。

ダブルコンボともトリプルコンボとも呼べる非常事態勢の中、ドクターとマーサ、船員たちは事態に立ち向かう。

 

トラブルに巻き込まれる人々の心情が、

物語のスピード感を止めることなく

うまく挟み込まれているのが良い。

特に夫が殺人鬼になった船長の葛藤。

Doctor whoシーズン11が遂に解禁!!

本当にありがとうございます!!!!!

という事を、まず声高に叫びたい。

 

Doctor whoシーズン11が、

Huluで2月から配信されます!!

 

昨年のシーズン10の配信は4月頃だったので、シーズン11もそのくらいだと予想していたのですが、、、

まさかの2月配信!!!!

こんなに早く観られるなんて思っていなかった!!!

本当にありがとうございます!!!

 

実は最近はHuluを観る機会がかなり減っていたので、ちょうど一週間ほど前に解約措置をしたのですが、、、

その矢先にこの発表!!!

もう即座に解約取消しましたね笑

結局、解約期間は0日、、、笑

なんかこういう事ちょくちょくあるので、

何だかんだいって私はHuluを解約できない運命にあるのだと思います、、、。

 

ドクター・フーの配信はどのシーズンも楽しみですが、今回はなんといっても、

初の女性ドクター!!!

一年以上前に話題になってから、ずっとずっと気になっていて、

もういっそ英語字幕でもいいからDVDを買おうかとすら思っていたのですが、

遂に来月お目にかかれるのですね!!!

 

もちろん、

ドクター役のジョディー・ウィティカーも

総指揮をとるクリス・チブナルも

サスペンスドラマ・ブロードチャーチを筆頭に、さまざまな場面で実力を評価されている方たちなので、

どんな作品に仕上がったのか、純粋にとても楽しみです。

 

特に総指揮クリス・チブナルは

前総指揮のスティーブン・モファットとは、

またかなり毛色の異なった作品を書く方なので、その点でもとても興味深い。

 

クリス・チブナルの代表的な作品としては、

ブロードチャーチや、ドクター・フーのスピンオフ作品トーチウッドなどがありますが、

その作品を観ると、人間の心情の交錯をとても巧みに書く方だなという印象です。

 

ドクター役のジョディー・ウィティカーも

ブロードチャーチでは息子を失った母親という複雑な役を見事に演じました。

特に最終話、息子を殺した犯人の名前を刑事から聞くあのシーンは圧巻の一言でした。

 

そんな2人が組み合わさった、Doctor whoシーズン11!本当に楽しみです!

遅ればせながら、『ピーキー・ブラインダーズ』鑑賞し始めました。

なにこれめちゃくちゃカッコいい…………!!!

 

日本ではNETFLIXで配信されている

ピーキー・ブラインダーズ』はBBC制作のドラマで、

イギリス本国では2019年にはシーズン5が放映されることが発表されたそうです。

 

ピーキー・ブラインダーズは1920年

イギリスはバーミンガムに実際に存在した、

ギャング一家です。

カミソリを仕込ませたハンチング帽がトレードマークで

闘争の時はそれで相手の目を潰すという手段から

peaky blinders(ピーキー・ブラインダーズ)と呼ばれるようになりました。

 

peakyというのはハンチング帽のつばの部分のことで

そこで相手をblind(目が見えない)状態にするということですね。

 

1920年代イギリスの現実

1920年代のイギリスは激動の次第でしたので

バーミンガムにもあらゆる勢力が渦巻きます。

 

アイルランド統一を目指して闘争するIRA

共産国家を目指して団結する共産主義者たち

競馬などの賭博を牛耳る実業家

バーミンガムに根付いたイタリアンマフィアや

地元のそのほかのギャング一家。

 

町の治安は酷い荒れようですが

それを取り締まるはずの警察でも

汚職や拷問当たり前のように起こっています。

 

ピーキー・ブラインダーズを率いるトミーは

そんな暗黒街で生き残るため

あらゆる根を張って策を講じ

抗争を戦い抜いて行きます。

 

音楽のセンスが素晴らしい

ピーキー・ブラインダーズの見どころは

暗黒街を上り詰めるトミーの策士っぷりももちろんですが

ここぞという場面で流れるロックミュージックがかっこいい!

 

暴動のシーンなどで

ノリノリのロックミュージックが流れるところは

イギリスならではのセンスでしょう。

ロック好きな方なら、間違いなく楽しめると思います。

Life's Too Short(邦題:人生短し) S1E2 ゲスト:ジョニー・デップ

『Life's Too Short』(邦題:人生短し)

第2話鑑賞しました。

このドラマの見どころは、毎回豪華なゲストが出てくる

というところみたいですね。

第1回はリーアム・ニーソン

そして今回はみんな大好き、

ジョニー・デップです。

 

ジョニー・デップは今回の笑いのほとんどを持って行きました。

 

まず、次回作で小人の演技をするから

役作りのために参考にさせてほしい、

とウォーリックのところに依頼が来ます。

しかし、そこでのジョニーの要求が度を越して無礼で

その態度には呆れ返るほどです。

(※もちろんそういうシナリオのジョークです)

とはいえ相手はあのジョニー・デップ

ウォーリックも逆らうわけにはいかず渋々ながら、

トイレの便器に下半身まで突っ込みます…!

 

そして何より最大の見せ場は、

ジョニーがリッキーのところに押しかけ、

ゴールデングローブ賞のリベンジを持ちかけるというところです。

 

リッキー・ジャーベイスは毎年ゴールデングローブ賞の司会をやっていて、

そこでのブラックなセレブ弄りが視聴者には好評ですが、

もちろん弄られる出席者には毛嫌いされています。

 

ちなみにこの回放映の前、

ジョニーは『ツーリスト』のノミネートでゴールデングローブに出席していました。

そこでリッキーがジョニーに仕掛けたネタはこんなものでした。

It was a big year for 3D movies. Toy Story, Despicable Me, Tron.

3D映画にとって大きな年だった、『トイ・ストーリー』『怪盗グルーの月泥棒』『トロン』。

It seemed like everything this year was three-dimensional. Except the characters in The Tourist. 

今年はどの作品も奥行きのある仕上がりになっていたように思えるね。『ツーリスト』の登場人物以外は。

I already feel bad about that joke. I tell you why, I'm jumping on the bandwagon, because I haven't even seen The Tourist. Who has?

なんてこんなジョーク言っちゃって、すでに申し訳なく思ってるよ。なんでかって、僕はつい流行に流されちゃう人間だから、『ツーリスト』を全然観てないんだ。誰が観たんだ?

But it must be good because it's nominated, so shut up, OK?

でもノミネートしたってことは絶対にいい作品なんだろう。だからとやかく言うなって、だろう?

And I'd like to crush this ridiculous rumor that the only reason The Tourist was nominated was so that the foreign press of could hang out with Johnny Depp and Angelina Jolie.

それとこんな馬鹿げた噂についてもぜひ抗議させてほしいね。『ツーリスト』がノミネートしたのは、選出者たちがジョニーデップとアンジェリーナジョリーに会いたかっただけだってさ。

That is rubbish. That was not the only reason; they also accepted bribes.

馬鹿げてるよ。たったそれだけが理由な訳ない、賄賂も受け取ったんだよ。

本当にヒヤヒヤすることばっか言いますね、、、リッキー。

 

リッキーのオフィスに来たジョニーは初っ端から

タバコの灰をリッキーのコップに落とすという挑発っぷり。

リッキーは緊張した笑顔で尋ねます。

I'm sorry, have I done something to offend you?

すみません。僕が何かお気に障るようなことしましたか?

それに返すジョニー。

 What do you mean? Like trashing me in front of 200 million people at the Golden Globes?

どういう意味?例えばゴールデングローブ賞の2億人が観ている前で僕をコケにしたとか?

ジョニーはこうも言います。

No one makes fun of Tim Allen on my watch.

僕の目の前でティム・アレンを笑い者にはさせない。

 

ティム・アレンはコメディアンで、

トイ・ストーリー』のバズ・ライトイヤーの声をやっている方です。

リッキーはゴールデングローブ賞

同じく『トイ・ストーリー』でウッディの役をやっているトム・ハンクスの紹介と比較して、

ティムをこう茶化しています。

What can I say about our next two presenters? The first is an actor, producer, writer and director whose movies have grossed over $3.5 billion at the box office. He's won two Academy Awards and three Golden Globes for his powerful and varied performances starring in such films as Philadelphia, Forrest Gump, Castaway, Apollo 13 and Saving Private Ryan.

The other is ....... Tim Allen.

次に出てくる御二方についてなんと言ったらいいでしょう。

1人目の方は、俳優であり、監督、脚本家であり、演出家。彼の映画は総額で35億ドルもの収益を上げました。また彼はその力強い演技と多彩なパフォーマンスでアカデミー賞を2つ、ゴールデングローブ賞を3つ獲得しています。代表作は『フィラデルフィア』『フォレストガンプ』『キャストアウェイ』『アポロ13』『プライベート・ライアン』。

2人目の方は、、、ティム・アレン

 

そうして最後ジョニーは友人の大物セレブ達と考えたという

リッキーのジョークを披露します。

大物俳優がマジギレしながらリッキーにジョークで挑むという

大胆な行動にニヤニヤします。