井の中の蛙、海外をただ観る

主にイギリスドラマ。映画も好きです。ドラマで得た海外の知識、調べた小ネタなど。

Doctor who s11e1 『The Woman Who Fell to Earth』

『The Woman Who Fell to Earth』

(邦題:新生ドクター、地球に落ちる)

-Chris Chibnall 

“Why are you calling me madam?”

-Doctor

どうして僕のこと「奥さま」って呼ぶの?

 

————あらすじ

運動障害を抱えたライアンは19歳になっても自転車に乗れない。

祖母のとその再婚相手のグレアムと一緒に自転車の練習をしているライアンだが、乗れないことに腹を立て自転車を崖から放り投げてしまう。

 


自転車を探しにいくライアンは、その途中で謎の大きな物体が目の前に現れるのを目撃する。

戸惑ったライアンは警察を呼び、そして駆けつけたのは小学校の同級生ヤズであった。

 


一方、電車で帰路についていたとグレアム。

そこで鉄管の塊のような物体に襲われる。乗客はほとんど逃げるが、とグレアムと青年カールだけは逃げ遅れてしまう。

 


電話で助けを求められたライアンは、ヤズとともに電車に乗り込み、グレアムらと合流する。

鉄管の物体についに追い詰められた所で、謎の女が天井を突き破って落ちてくる。

とっさに彼らを物体から救う謎の女。そしてライアンが見つけた物体も、今の鉄管の塊も、そして彼女自身も、その正体は全てエイリアンだと言う。

—————

 

待ちに待った、ドクター・フーseason11!

初の女性ドクター、ジョディ・ウィティカーと

新たな総指揮監督クリス・チブナルの新生ドクター・フーがついに始まりました!

 

ジョディ・ウィティカーのドクターについては、いまだ未知数なところが多いと思います。

第一回目の印象としては、良い意味でとても無難なところに収まっていた感じがしました。

女性だからといってそれを誇張するでもなく、打ち消すでもなく、とても自然な”ドクター”として演じられていたと思います。

 

それでも再生直後のドクターが不安定であるのと同じ様に、第一回目の時点ではどの役者も自分のドクターを形成している最中だと思います。

今後どのように彼女の味がドクターに出てくるのか、とても楽しみです。

 

何よりも今回がらりと変わったのは、予想通り物語のテイストですね!

クリス・チブナルらしさをひしひしと感じる構成でした!

派手な演出やキメるシーンは少なめでありながらも、着実に心にじわりとくる構成で物語が作られています。