井の中の蛙、海外をただ観る

主にイギリスドラマ。映画も好きです。ドラマで得た海外の知識、調べた小ネタなど。

遅ればせながら、『ピーキー・ブラインダーズ』鑑賞し始めました。

なにこれめちゃくちゃカッコいい…………!!!

 

日本ではNETFLIXで配信されている

ピーキー・ブラインダーズ』はBBC制作のドラマで、

イギリス本国では2019年にはシーズン5が放映されることが発表されたそうです。

 

ピーキー・ブラインダーズは1920年

イギリスはバーミンガムに実際に存在した、

ギャング一家です。

カミソリを仕込ませたハンチング帽がトレードマークで

闘争の時はそれで相手の目を潰すという手段から

peaky blinders(ピーキー・ブラインダーズ)と呼ばれるようになりました。

 

peakyというのはハンチング帽のつばの部分のことで

そこで相手をblind(目が見えない)状態にするということですね。

 

1920年代イギリスの現実

1920年代のイギリスは激動の次第でしたので

バーミンガムにもあらゆる勢力が渦巻きます。

 

アイルランド統一を目指して闘争するIRA

共産国家を目指して団結する共産主義者たち

競馬などの賭博を牛耳る実業家

バーミンガムに根付いたイタリアンマフィアや

地元のそのほかのギャング一家。

 

町の治安は酷い荒れようですが

それを取り締まるはずの警察でも

汚職や拷問当たり前のように起こっています。

 

ピーキー・ブラインダーズを率いるトミーは

そんな暗黒街で生き残るため

あらゆる根を張って策を講じ

抗争を戦い抜いて行きます。

 

音楽のセンスが素晴らしい

ピーキー・ブラインダーズの見どころは

暗黒街を上り詰めるトミーの策士っぷりももちろんですが

ここぞという場面で流れるロックミュージックがかっこいい!

 

暴動のシーンなどで

ノリノリのロックミュージックが流れるところは

イギリスならではのセンスでしょう。

ロック好きな方なら、間違いなく楽しめると思います。