井の中の蛙、海外をただ観る

主にイギリスドラマ。映画も好きです。ドラマで得た海外の知識、調べた小ネタなど。

DOCTOR WHOで英会話(S1E3)

ドラマ内で気になった英語表現を調べてみました。

 

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That's more like it!

ドクターが子供のように、叫び声の方へ駆け出していくシーンですね。

初めて聞いたので調べてみました。

よく使われるカジュアルな表現だそうです。

 

意味としては、

・(むしろ)その方が良い

・そう言った方が近い

・ありがたい!

・そうこなくっちゃ!

・これでよし!

などがあります。

ドクターが言ったのは、勢いのある後半の訳に近い気がしますね。

 

このlikeは形容詞で、「似ている、類似の」などの意味を表します。

つまり、「それ(that)は、それ(it)により似ている。」

ここで言うそれ(it)とは、本人がより良いと思っているものを指します。

 

歯切れの良い言葉なので、たくさん使ってみたくなりますよね。

 

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No chance you were going to say gazebo, is there?

ドクターが一番幽霊が出る場所は?と聞いた時、

「死体置き場」と答えたスニードに対して、

ローズが言った皮肉。

 

日本語訳では「面白くない答え」となっていましたが、

なんかもっと言ってるなと思って、気になったので調べてみました。

 

gazeboというのは「見晴台」という意味ですね。

多分直訳すると、

「見晴台と言おうとする機会は少しも無かった、そうでしょ?」

 

よくわからないですが、意訳すると

「まあ、見晴台ってわけにはいかないよね」

みたいな感じでしょうか。

 

正直、英語は勉強中の身ではっきりとわからないのですが。

詳しい方いらしたら、教えていただけたら幸いです。

 

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What the Shakespeare is going on?

ローズを追って、スニード葬儀社にやって来たドクターとディケンズ

急に燃え上がったガスを見てディケンズが言ったセリフ。

 

調べてみると、これは実際に使われている英語ではないそうですね

 

What the Dickens is going on.

(一体全体何が起こっているんだ?)

 

という表現があるので、ディケンズがその"Dickens(ディケンズ)"の部分を

"Shakespeare"にもじったのでしょう。

 

what the Dickens is going onのDickensは、作家ディケンズとは無関係で、

彼が生まれる前から使われていたずっと古い表現だそうです。

Dickensというのは、devil(悪魔)と同じような意味で、

what the Dickensというのは、what the hellと同じようなニュアンスと取れるでしょう。

まあ、悪魔とか地獄とかあんまり品のいい言葉ではなさそうですね。

 

というか、Dickensが悪魔という意味なのを初めて知りました。

作家ディケンズは自分を"悪魔"と名乗ってたのですね。

それを知ると、彼の作品の味もまた変わって来ますね。